プロフィール

みやこフィルハーモニックについて
「みやこフィルハーモニック」は、音楽上の出身や世代、プロとアマチュアという立場の違いを越えて相互に融和協調しようとの意思の下に、管弦楽と合唱による声楽作品の演奏を目的として1991年に京都インターユニバーシティ オーケストラ&コーラスの名称で創立された。

「自助努力」をモットーに公演毎に参加者を募り、そのメンバー構成の自在さによって、

  • 91年、ヘンデル/オラトリオ「メサイア」(モーツァルト版)
  • 93年、ブラームス/セレナーデ第2番イ長調、ロイド・ウェッバー/レクィエム、
  • 94年、モーツァルト/交響曲第35番ニ長調「ハフナー」、スッペ/レクィエム(本邦初演)
  • 96年、スッペ/レクィエム
  • 97年、ロイド・ウェッバー/レクィエム
  • 98年ヴェルディ/レクィエム

などの意欲的な企画を実現し注目を集める一方、ヴィヴァルディ、ハイドン、モーツァルト、シューベルトなどの「ミサ」、ベートーヴェン/交響曲第9番「合唱」(小林研一郎指揮)、マーラー/交響曲第2番「復活」(小松一彦指揮)、マーラー/交響曲第8番「千人の交響曲」(井上道義指揮)に出演、その演奏は常に好評をもって迎えられている。

これらの成果を受けて、95年よりザ・シンフォニーホール年末恒例の「炎の第九交響曲」(小林研一郎指揮)に毎年出演、96年の京都市・プラハ市姉妹都市盟約締結記念「市民ふれあい交流1996」に参加を機に名称を「みやこフィルハーモニック」と改め、プラハにて2回のコンサートを行う。

96年より阪神淡路大震災の日にあたる1月17日を祈念し、京都コンサートホールにて毎年、震災遺児のためのチャリティコンサートをおこなっている。